読んだ本、読んだ漫画、観た映画などの、ごく個人的な感想を綴るブログです。


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星の王子さま―オリジナル版星の王子さま―オリジナル版
(2000/03/10)
サン=テグジュペリ

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感想:★★★★★

今更何も言うことはないけど、たまに読みたくなっちゃいますね。

おとなというものは,数字がすきです。新しくできた友だちの話をするとき,おとなの人は,かんじんかなめのことはききません。<どんな声の人?>とか,<どんな遊びがすき?>とか,<チョウの採集をする人?>とかいうようなことは,てんできかずに,<その人,いくつ?>とか,<きょうだいは,なん人いますか>とか,<目方はどのくらい?>とか,<おとうさんは,どのくらいお金をとっていますか>とかいうようなことを,きくのです。そして,やっと,どんな人か,わかったつもりになるのです。
おとなの人たちに<桃色のレンガでできていて,窓にジェラニュウムの鉢がおいてあって,屋根の上にハトのいる,きれいな家を見たよ・・・・・・>といったところで,どうにもピンとこないでしょう。おとなたちには<十万フランの家を見た>といわなくてはいけないのです。すると,おとなたちは,とんきょうな声をだして、<なんてりっぱな家だろう>というのです。
そんなわけですから、<王子さまは,ほんとにすてきな人だった。にこにこしていた。ヒツジをほしがっていた。それが王子さまがこの世にいた証拠だ>といってみたり、<ある人がヒツジをほしがっている,それが,その人のこの世にいる証拠だ>などといったら,おとなたちは,あきれた顔をして,<ふん,きみは子どもだな>というでしょう。だけれど,王子さまのふるさとの星は,B-612番の星だといえば,おとなの人は<なるほど>といった顔をして,それきり,なにもきかなくなるのです。おとなの人というものは.そんなものです。わるく思ってはいけません。子どもは,おとなの人を,うんと大目に見てやらなくてはいけないのです。(p.27)


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